早稲田での暮らしについて
早稲田で十年以上住んでいましたが、本当に住みやすい場所だったと思います。まず、東京都内にしては家賃が安い。山手線の内側なのに6万円弱の家賃で、ワンルームの部屋を借りていました。戸建のような物件で、1Fと2Fしかないため、全方向に窓があるという日当たりのよい物件でした。しかも、2Fでしたので本当に明るかったです。その分、夏は仕事から帰ると蒸し暑くなっていましたが……。
そんな日は部屋に入ったらクーラーをつけ、近所にある「中華料理 和」という中華料理屋で980円のドリンクセットを頼み、生ビールと餃子、それから小皿料理を一品食べて帰ると、ちょうど冷えて良い感じになっていたものです。
早稲田周辺のお店
いくら家賃が安くても食料品や日用品の買い出しに時間がかかるようでは、あまり住みやすいとは言い難いものです。その点、早稲田は地下鉄東西線 早稲田駅1番出口にはイトーヨーカードーが隣接し、3a&3b出口付近には三徳というスーパーがありました。2番出口近くの夏目坂をのぼるとマルエツプチがあり、自然派食材を売っている店もその近くにありました。
100円ショップも豊富で、2番出口付近にはキャンドゥ、イトーヨーカードーと同じ建物にダイソーが入っていましたし、鶴巻町の方に向かえばローソン100もあるという便利さでした。なおかつ、ドラッグストア クリエイト エス・ディーが駅近くにあるので、トイレットペーパーや箱ティッシュ、ペットボトル飲料はスーパーよりも安く購入できました。ここは以前、ニュードラッグというドラッグストアでした。
早稲田周辺の飲食店
先に「中華料理 和」を挙げましたが、他にも個人的に好きな店があります。昼時に山盛り日替わり定食を500円で提供している「お食事処 三福」は、お得感たっぷりで夕食が要らなくなるほどのボリュームです。ノーチャージの「seasonal bar Nanairo」は、お客さん同士が気軽に話せる楽しいバーで、金額的にもバーとしては敷居が低い方です。
早大生に人気の飲食店に関しては、毎年春先に早稲田周辺の書店で発売される「マイルストーン」というサークル誌で、早稲田周辺の人気店ランキングをやっているはずですので、そちらの方を参考にされてみると良いかと思います。下手なタウン誌より面白いと思います。
早稲田の利便性
早稲田には内科などの病院や歯科医院も多くあります。早大と提携している病院に関しては、医療費が戻ってくるシステムが適用できたと思います。地下鉄は東西線しかありませんが、路線バスが何本か通っています。また、1駅分離れている高田馬場に向かえば山手線、西武新宿線が利用可能ですし、2駅分離れている飯田橋に行けばJR・有楽町線・南北線・大江戸線が利用可能です。
早稲田の自然
早稲田駅からの徒歩圏内には戸山公園があり、春には花見をすることが出来ます。戸山公園のほかにも、江戸川橋方面に足をのばせば、江戸川公園で花見をすることもできますし、近くには椿山荘があります。ほかにも、小さな公園が点々としている比較的緑のある場所となっています。車の交通量も都市部にしては多くないので、夜は早大生が騒がない限りは静かです。