就職・転職に関する情報 ~東京都の求人~

このページは主に東京都で、お仕事を探される方向けに書いています。お住まいの地域によっては、ハローワークくらいしか仕事を斡旋するところがない方もいらっしゃるかと思います。そういった方にとっては、仕事と言えばハローワークや求人情報誌で探すもの、というのが相場かもしれませんが都内は違います。

地方での就活の画像

都内の場合、ハローワークの求人はブラック企業の割合が多く、いつ行っても常に求人を出しているところが少なくないです。理由はハローワークで求人を出すのに費用がかからないからです。基本、大手企業はハローワークに求人を出しません。ハローワークに出したら応募者が殺到して、人事が大変な思いをするのは目に見えているからです。

首都圏の就活の画像

大手や人気企業が求人を出すのは、転職サイトやエージェント経由で出す非公開求人になります。求めているキャリアやスキルを持った人材にだけ求人を出すことで、採用レベルに達しない応募者への連絡といった作業が発生しないようにしているのです。転職斡旋業者に支払う費用が発生したとしても、質の低い応募者の殺到による膨大な作業に比べれば安く済むのです。

とはいえ、大手や人気企業の御眼鏡に適うのは容易ではありません。それどころか転職サイト経由での応募は、その簡単さから1つの求人に100人以上が申し込むのが普通になっています。これといった経歴やスキルが無い場合、落ちることを前提に複数の会社に応募していないと、履歴書の空白期間が長くなる恐れがあるという現状もあるでしょう。

競争が激しい中で選ばれる自信がない人は、ハローワークで掘り出し物を探す方が、採用の可能性は高いでしょう。もしくは、就職したい業種の会社のサイトを片っ端から見て回り、求人を出していないか見た方が良いでしょう。

企業の中には自社サイトにだけ求人を出している場合があります。「人は欲しいけど、自社の業務に興味がない人が来ても困る」「求人サイトに出した後の処理に時間が割けない」「取り敢えず、簡単に募集できる自社サイトに掲載した」といった理由で自社サイトのみに掲載しています。

こういう自社サイトだけに掲載しているパターンが、場合によっては一番競争相手が少ないことが多いです。ただし、どうしても人が要るというのではなく、良い人が来たら採用するというスタンスである可能性も高いため、ピンポイントで狙っている人物像があるかもしれませんので、それから外れていたら相手にされないこともあるでしょう。

派遣の画像

どこもダメだなと思ったら、派遣社員から始めてみるのも手です。中には紹介予定派遣という正社員になることが前提のものもありますし、無職の状態で就職活動している人よりは、派遣でもバリバリ働いている人の方が欲しいものです。

派遣社員といっても、きちんとしたところなら三ヶ月以上の派遣が決まった際には社会保険に入ることになりますので、所定時間以上働いても保険未加入のブラック企業で正社員をやるよりはマシだと言えます。

あれこれ書きましたが、ここから先にあるのは私が実際に利用した際の感想と、とある企業で人事をしている知人、マイナビで働いている知人の意見を参考に書いたものになります。少しでもお役に立てたら幸いです。

転職サイトに関して ~評判や口コミなど~

IT関係、営業職、接客業など、様々な業種の求人がある転職サイトを紹介しています。各サイトのサービス、特徴、求人の傾向、知人達による口コミ情報などをまとめました。また、転職時に役立ちそうなことも少し書いています。メールの文例、よくある面接の質問などありますので、使えそうだと思ったらご活用下さい。

各サイトの転職サービスは無料です。無料で提供できる理由は、求人情報の掲載時、もしくは採用決定時に、求人の掲載元企業から報酬を受け取るためです。先の二つを比較した場合、採用決定時に報酬が発生するエージェント系サービス(アドバイザーがつくもの)よりも、求人情報掲載時に報酬を支払っている転職サイトの方が受かりやすいと言えます。

まったく同じ人がエージェント経由で応募してきた場合と、転職サイト経由で応募してきた場合、採用する企業にとってはエージェントに支払うコストが発生する前者より、発生しない後者の方が選択しやすいという意味です。

転職サイトの流れの画像

転職サイトに求人を掲載する側の話になりますが、リクナビNEXTのトップページに掲載されるような求人なら2週間で150万円、写真などが少ないタイプでも20万円。一番安いであろうFind Job!でも2週間で5万円という話を以前、とある企業の人事担当から聞いたことがあります。

転職エージェントの流れの画像

エージェント経由の場合、採用時に年収の25%が報酬(リーマンショック前は35%)ということでしたので、年収交渉が苦手な人は「自分の取り分を増やすために頑張ってくれる」エージェント経由の方がいいかもしれません。広告料に関しては金額の高さがすべてではありませんが、その企業が求人にどれだけお金がかけられるかの目安にはなります。

余談ですが、マイナビで働いている知人が言うには、マイナビよりもマイナビエージェントの方が採用率が高く、離職率も低いそうです。多くの人に向けて発信するマイナビより、限られた人に発信するエージェントの方が、確率の問題で高くはなるでしょう。何より、エージェント系の方がより専門性が増しているでしょうから、そういう傾向になるのではないかと思います。

[en]エンジャパン -独自の面接アドバイス-

勢いのある転職サイトのひとつです。職場の写真だけではなく、動画や社員インタビューなどがあって、職場の雰囲気がより伝わりやすいです。以前、その“職場の動画”に映ったことがありますが、撮られる側としては恥ずかしいこと この上ないです。勢いがある分、応募者も多いので1つの求人に最低100人は応募していると考えた方が無難です。面接まで進むと、その会社に応じた面接アドバイスをメールで受けることが出来ます。面接官に関する情報や雰囲気のほか、重視される項目をポイントグラフで伝えてくれます。グラフは実務スキル★★★☆☆、ヒューマンスキル★★☆☆☆といった具合の5段階評価になります。

リクナビNEXT -多くの転職者が利用している大手サイト-

『転職者の約8割がリクナビNEXT』の電車広告でお馴染みの転職サイトです。インターネットを使用して転職活動をした人の8割がリクナビも利用しているという話になります。営業職、未経験者歓迎、体育会系の社風の会社が多い傾向にあります。キャリアアドバイザーがつく「リクルートエージェント」もありますので、働きながらの転職を考えている方には、働いている間も希望に合った求人を探してくれるのでオススメです。ただ、エージェントによっては頻繁に連絡してくる人もいるので、鬱陶しく思えてしまうかもしれません。

DODA(デューダ) -知名度の割に利用者が少なくて狙い目-

パーソルキャリア株式会社(旧:株式会社インテリジェンス)が運営している転職サイトです。バンバン広告を出していたこともあるので、知名度はあるハズですが最近は以前の勢いがありません。ですが逆に、だからこそ狙い目だとも言えます。競争相手が少ないという意味で。おそらく、最もスカウトメールが来るサイトになるでしょう。「本メールは、DODAスカウトサービスに、ご登録いただいた情報をもとにお送りしています」と書いているだけあって、ブラック臭の強い企業から万人向けの内容、端的に言えば「誰でも採用します」という内容で来ることが大半です。

マイナビ -就活生の95%以上が登録-

株式会社マイナビ(旧社名:株式会社 毎日コミュニケーションズ)が運営する転職エージェントです。個人的にはマイナビ転職経由で転職したことがあり、その際には履歴書の添削サービスを受けた記憶があります。転職情報サイトランキング1位(2007年、2009年)だけあり、当時は勢いがあってサポートもサービスも充実した印象がありましたが、今はライバルに差をつけられた感があります。エージェントは使った経験がありませんが、何にせよ1,000人を超えるマイナビグループの法人営業、就活生の95%以上が登録といったブランド力は健在で、転職活動時には登録しておきたいサイトの1つです。

@typeの人材紹介 -首都圏のIT関連職種の方にオススメの転職サイト-

株式会社キャリアデザインセンターが運営するサイトです。各サービスは無料で行われており、ウェブ登録後に赤坂見附の本社に行って面談し、本登録することになります。その際、業界ごとに専門のキャリアアドバイザーがつき、求人の詳細だけではなく、今後のキャリアプランも案内してくれます。求人の範囲としては首都圏中心で、IT系の職種に強い傾向があります。同じ会社が運営するキャリアアドバイザーを通さない転職サイト「@type」や、女性向けの「女の転職」もあります。こちらはスキルマッチングや足あとマッチングといった行動やスキルから、マッチした求人をピックアップするサービスがあって探しやすいです。また、「@type」はスカウトメールを辞退する際、スカウト先に返信する必要が無いので楽です。IT派遣もあります。

Find Job! -玉石混合のIT系求人-

株式会社ミクシィ・リクルートメントが運営しているIT関連に特化した求人サイトです。軽いノリの企業からガチガチのIT関連企業まで掲載している雑多感がありますが、中でもベンチャー系のゲーム関連企業やウェブ関連のサービスを手がける企業が多い傾向にあります。「※本スカウトは○○社の委託を受けFind Job!を運営しているミクシィ・リクルートメントが行っております」という形で、サイト自らスカウトメールを出していますので、企業からのスカウトと混同しないよう注意が必要です。

はたらいく ~リクルート運営の求人・転職サイト~

リクルートが運営する求人・転職サイトです。リクルートと言えばリクナビ、リクナビNEXTが有名ですが、とらばーゆ、シフトワークスなどと同様に「はたらいく」も関連サイトです。「はたらいく」は履歴書や職務経歴書では伝わらない部分を登録する「ひとがら登録」がユニークです。掲載求人としては営業職やショップ系が目立ちます。

パソナキャリア -派遣大手の転職支援サービス-

株式会社パソナが運営する転職サイトです。パソナといえば派遣で有名ですが、そのノウハウを利用した転職サイトです。パソナの方でも紹介予定派遣という、試用期間にあたる期間が派遣社員扱いのパターンがありますので、転職活動時のつなぎの仕事探し以外でも、派遣会社の利用はおすすめです。余談ですが、パソナは福利厚生が充実しています。様々な施設の利用やスキルアップのための講座参加といったサービスもあります。紹介予定派遣は派遣の期間終了時に、双方の合意があれば正社員になる仕組みのことです。

アデコ -派遣会社の最大手のひとつ-

スイスに本社を置く総合人材サービス企業アデコグループの日本法人が運営する派遣サイトです。転職活動中のつなぎの仕事探し以外にも、紹介予定派遣での正社員登用も目指せます。各地に支社があり、求人ごとに担当分けされています。派遣大手だけあって、まとめて派遣社員を採用するケースも少なくありません。例えば、NTTやKDDIといった通信大手のサポートセンター&回線登録業務などがそうです。

就職活動お役立ち情報 ~メール文例・よくある面接の質問~

■よくある面接の質問■

Q.「前職(現職)の職務経歴をお話下さい」

Q.「どうして前職(現職)を選択されたのですか?」

Q.「今回の転職理由は何ですか?」

Q.「なぜ弊社を志望している?」

Q.「弊社のサイトは見ていただけました? 弊社の印象は?」

Q.「自分の性格はどんな性格だと思いますか?」

Q.「ビジネスマンとして最も重要だと思う部分は?」

Q.「ご自身がビジネスマンとして不足していると思う部分は?」

Q.「今までの仕事上で一番大きな成功は? 成功要因は?」

Q.「今までの仕事上で一番大きな苦労は? そこから何を学んだ?」

Q.「思い描くキャリアビジョンは? 5年後、10年後の展望は?」

Q.「最後に何か質問はございますか?」

【メールの文例】指定された面接時間でOK

○○ 様
○○より、貴社求人に応募させて
頂いております○○と申します。

この度は面接の機会を頂き、ありがとうございます。
ご指定の○/○ ○:○に、
お伺いさせて頂こうかと思いますので、
何卒、宜しくお願い申し上げます。

【メールの文例】面接時間の指定

○○ 様
○○より、貴社求人に応募させて
頂いております○○と申します。

候補日の中から 面接の希望日時を とのことでしたので、
下記の通り書かせて頂きました。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

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○/○ ○:○
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【メールの文例】選考の辞退

○○ 様
○○より、貴社求人に応募させて
頂いております○○と申します。

大変申し訳ございませんが、二次面接および
その後の選考をご辞退させて頂きたく、ご連絡させて頂きました。

面接日程のご調整を頂いておきながら、大変申し訳ございません。

また、メールでのご無礼をお許し下さい。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【メールの文例】スカウトメールの辞退

○○ 様
この度は、スカウトメールを頂きまして、ありがとうございました。

せっかくのお話ではございますが、
残念ながら私自身の希望条件と合致しないため、
辞退させて頂きたいと思います。

今後の御社のご発展を心よりお祈り申し上げます。

【怪しい企業の見分け方】

・社名で検索した際、キーワード候補に「ブラック」等のネガティブな言葉が出る

・社長名で検索すると怪しい経歴にたどり着く

・「転職会議」などの口コミサイトで芳しくない評判が多い

・職場のウリが「アットホーム」だけ

・年中求人が出ている、理由なき人員拡大

・社員や役員のブログがアブナイ

・「東京商工リサーチ」で破産の情報が流れている企業の関係先(場合による)

・労働保険適用事業場検索で社会保険に入っていない

【余裕が無い方向けの節約術】

・証明写真はセブンイレブンのコピー機で量産(データ必須) 200円で4枚

・履歴書の手書きはやめ、コピー紙への印刷に(アデコのテンプレが書きやすい)

非公開求人について[再掲]

非公開求人とは、一般に公開されていない求人のことです。一般に公開すると応募が殺到してしまい、その対応に追われて通常業務に支障をきたしてしまいそうな場合、非公開求人として企業側が望む人材、端的に言えば、特定の条件を満たした求職者にだけ求人情報を伝えるものです。

企業が転職系サイトを使う理由[まとめ]

ハローワークに求人を出すのは無料なので、単純に人が欲しいだけならハローワークで充分です。しかし、先に書いた非公開求人の話にもありますが、多くの人の目に触れることで、採用レベルに達しない応募者への連絡という無駄な経費(時間)が発生します。

転職サイトも登録者なら誰でも見られるので、その点は似ているとも言えますが、少なくとも“ある程度のPCスキル”がある人に限られます。なければ応募すらままならないからです。また、採用・不採用の連絡や管理もサイト経由で容易に行えます。

求職者側からすれば、転職サイトに載っていれば、それだけ求人にお金が使える会社だという判断ができます。とはいえ、ハローワークで受け付けてもらえないような内容だから、こっちの方に載せている場合もあり得ます。特にアピールポイントが「アットホームな会社です」「未経験者歓迎」とある場合です。「アットホーム」というのは、ウリがない会社の常套句で、俗にブラック企業が好む文言として有名です。

未経験者歓迎とあっても、経験者が応募すれば、そっちを採用するのは当たり前ですが、しきりに未経験者を求めているところは、業務に対して予備知識(特に法的な知識)があると、会社側が困る場合が想定されます。理由は“よろしくない業務”をしているからです。

転職サイトとハローワークを比較すると、文字の情報しかないハローワークの求人に比べ、社内の写真があったり、社員が映っている動画があったりする転職サイトの方が、どんな会社なのか把握しやすいという利点があります。 また、転職サイトでは履歴書の添削チェック、面接時のアドバイス(過去の応募者の体験談)、企業側が求めているスキルの五段階評価、求職者の履歴書を見た企業サイドからのスカウトといったメリットがあります。

企業が採用しない人

・新卒でもないのに職歴のない人物(働いたことが無い人は、基本的な教育から始まるので選ばれにくいです)
※大学の就職課に当たる場所では、一般的な企業の年齢制限は現役+2~3年。現役で大学に入学して順調に卒業した年齢22歳に+2~3年ということで24~5歳。2~3年なら留年しても浪人していても気にしないという見方をし、緩い企業では現役+8年という説明をしていますが、実際には職歴なしで歳を取っている三十路を正社員採用する企業はありません。大学の就職課は卒業後にそのまま職員になった人も少なくないので、実情を知らない人が大勢います。

・採用者にとって都合の悪い人物(職場における構成比、年齢バランスなど)
※若い人が多い職場では、自分たちより年上の人は採用しない話をよく聞きます。特に自分たちよりスキルの劣る年長者は、部下とはいえ扱いに困ることも多いとか。同じ能力の人が二人応募してきた場合、扱いやすい若い方が選ばれやすいと言われています。年の功がものをいうのなら別ですが、基本的には歳よりも経験と能力が重視されます。年齢というのはマイナス材料となるケースが多いです。
※逆に優秀過ぎて採用しないケースもあります。これは採用者の立場を脅かす存在となることを危惧してのもので、優秀な人に地位を奪われない為の保守的な判断になります。人事部が確立されていない中小企業で、自己中心的な人が採用権を握るとこうなります。
※単純に性別で判断される場合もあります。デザイン系の業種で「女性の感性が欲しい」というケースがありました。

・スキルや経験が不足している(求めている技術・能力水準に達していない。必要な資格が無いなど)

・人物的に難がある(コミュニケーションが取れない、不衛生、性格的な問題、マナーの問題など)

・以前の勤め先についての言動(面接で愚痴ばかり、守秘義務違反、前の勤務先からの忠告的根回し有りなど)

・妊娠している(即戦力が欲しい場合、すぐに産休に入られては困るので避けるケースも)

・公序良俗的な問題(逮捕歴、偽証、問題行動、オフィスに適さない服装<私服での面接を希望する会社もあります>)

正社員で採用されなかった人の働き方

・派遣会社に登録する(正社員登用は敷居が高くなっているので、期間限定の就業形態からスタート)
※紹介予定派遣など、正社員登用のチャンスもあるので、まずは派遣会社に登録するのも手です。派遣会社のサイトで求人を見て応募することもできますが、返事が返ってこない場合の方が多いです。基本スタンスとしては、向こうから派遣先の提案を待ち、それに乗る形となります。大手派遣会社の登録時にはPCのスキルテストを行いますので、そこで平均以上の能力を示しておけば、データ入力などの案件が来やすくなります。なお、派遣先までの交通費は出ませんし、休憩時間の時給も発生しません。

・アルバイトをする(アルバイト情報誌や情報サイトから応募して働きます)
※人の目に付きやすい媒体は競争率が高いので、業務経験者や交通費の安い人を優先しがちです。また、年齢的に若い方が好まれる場合が少なくありません。なかなか採用されない場合、店の張り紙でしか募集告知をしていない場所に応募します。理由は競争相手が少ないからです。これは企業のサイトにしか求人を出していない正社員募集のケースも当てはまります。

・職業訓練を受ける(給付金が支給されるものもあります)
※訓練後には、その内容に見合った職業が斡旋されますので、就く気のない職業のスキル習得は避けるべきでしょう。また、経験からいえば、職業訓練校を経由して求人を出している会社に紹介してもらっても、職歴の無い人は書類審査で落ちていました。

・知人の紹介または知人の店で働く

・内職をする(1個1円未満の作業なので、割に合いません)

・せどりで稼ぐ(転売屋です。価値が分からず安く売られているものを買い、価値がわかる人に高値で売ります)
※ネットオークションをしないと なかなかさばけないので、オークションIDとネット環境が必要です。

・ネットで稼ぐ(アフィリエイト、写真&イラストの販売、情報商材の販売、クラウドソーシング)

・首都圏を離れて地方で働く
※若い人が少なくなってきている地方の方が、職歴なしを理由に書類選考で落とされている若者には就職しやすいかもしれません。

最後に

何だかんだ言っても、日本は新卒採用の国です。新卒で入った会社が大手なら、多少の不満があってもそこにいるべきでしょう。数年過ごしたのなら尚更です。その会社で働いていくための知識を備えたとしても、他社で通用するとは限りません。案外、積み上げたと思っている社会人経験は、その会社独自の流儀を覚えたに過ぎないことも珍しくありません。大手でジェネラリストを気取っていても、中小企業からすれば専門知識のない使えない人に見えるなんてことはよくある話です。

仕事のキツさと給料は比例しません。自分が仕事に関して譲れないものは何か、はたまた暮らしていければOKなのか、その辺のことをよく考えた上で転職されるべきだと思います。また、心を病んでしまった方は辞めるという選択をする前に、休職するという選択肢も検討してみてください。

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